近年大型LEDビジョンの需要が高まっていますが、具体的な設置方法について知らない人がほとんどではないでしょうか。本記事では設置をするまでの流れはもちろん、商品についても紹介しているので、参考にしてみてください。
大型LEDビジョンの取り付け方は4つ
大型LEDビジョンを取り付ける方法は、自立型スタンドの活用、天吊り・トラス吊り、イントレ、常設の4つです。
それぞれ取り付ける工程が異なるのはもちろん、大型LEDビジョンの見え方も異なります。以下で具体的な違いを見てみましょう。
自立スタンドの活用
大型LEDビジョン専用の自立スタンドを使って、取り付けを行う方法です。自立スタンドは、屋内はもちろん屋外にも設置可能です。ただし、屋外の場合は約250センチ以下のスペースになるようにしないと、邪魔になる可能性が高くなるかもしれません。
自立スタンドならLEDビジョン専用に設計されているため、画面を背面から見ても美しく見せられます。基本的には自立スタンドの上に設置するだけなので、非常に簡単です。スムーズに設置できる、お手入れもしやすいなど、さまざまなメリットがある方法と言えるでしょう。
天吊り・トラス吊り
専用器具を使った天井・トラスなどから、直接大型LEDビジョンを吊り下げる方法です。床や地面よりも高い場所に設置できるため、たくさん人が集まる場所でも、画面全体をしっかりアピールできます。
この設置方法であれば、人の視線も合わせやすくなります。画面を見ていても首が疲れない、離れたところからでも画面が見やすいなど、メリットも豊富な設置方法です。
イントレ
イントレとは、一般的に移動式の足場のことを指します。この足場を使って、大型LEDビジョンを設置することも可能です。主に屋外のライブ会場をはじめとする場所で使用されています。
イントレがあれば、強い風が吹いても大型LEDビジョンはびくともしません。設置の際には、倒れないようにしっかりと固定作業が行われているため安心です。重りはLEDに対して数倍となっており、簡単な衝撃で倒れる心配がなく、屋外の天候に左右されないのが魅力です。
常設
常設はその名の通り、大型LEDビジョンをその場所に常設する形で設置します。常設する際は、現場の天井や柱などに、設置用の専用器具・鉄骨などを取り入れなくてはなりません。どのような作業が必要になるのかは、その現場によって異なるため、業者に相談する必要があります。
常設にすればメンテナンス以外取り外しする必要が無いため、普段のお手入れは楽になります。扱いやすさという意味では、常設が最も優れていると考えられるでしょう。
LEDビジョンの価格相場はどれくらい?
LEDビジョンは非常に優れた製品であることが分かりますが、実際の価格相場はいくらなのでしょうか。当然ながら費用は業者によって異なるため、一概には言えませんが、以下ではおおよその目安を紹介しています。
コスト面のことが心配な方は、以下を参考にしてみましょう。
短期間レンタルの場合は1万円前後から
まず、LEDビジョンの価格は「購入」と「レンタル」によって大きく異なります。レンタルの場合は比較的コストが安価で、短期間の場合だと1万円前後から探すことが可能です。
業者によっては1日からレンタルできるサービスを取り扱っているため、特別なイベントで大型LEDビジョンを借りたいときに便利でしょう。
ただし、長期間大型LEDビジョンを使用したい場合は、購入を視野に入れるべきです。使用する回数や日数が多く、何度もレンタルをしていると、あっという間に本体の購入価格を超えてしまいます。
あくまでも短期間の場合におすすめであることを覚えておきましょう。
購入の場合は屋内で10万円〜
屋内用のLEDビジョンは、購入する場合10万円~となります。主に店舗へ設置する場合は購入という方法になるでしょう。
LEDビジョンを設置するためには、セットトップボックスという機器が必要不可欠ですが、こちらの購入には1~10万円かかることを忘れないようにしましょう。
また、屋内は屋外用よりも価格は安価ですが、サイズや機能性などに差があります。購入する際は、その製品のスペックと費用のバランスを確認するのがおすすめです。
屋外の場合は40万円〜と高くなる
屋外用の相場は40万円~となり、他の製品よりも高くなります。これは屋外に設置する場合、防水性や防塵性などが重視されるためです。屋内に設置するのとは、周りの環境が全く異なるため、その分LEDビジョンの性能がアップしています。
さらに屋外には太陽光があるため、どのような環境下でも鮮明な画像を映し出せるようにしなくてはなりません。こうした性能のLEDビジョンを生み出すために、ある程度のコストが必要なのです。
JVNの大型LEDビジョンを紹介
ここからは、弊社の大型LEDビジョンをいくつか紹介します。どれも非常に高性能なことで評価されていますが、それぞれ特徴が異なるため、ぜひチェックしてみてください。
JEI-LPM:壁掛けマルチLEDビジョン
JEI-LPMは、その名の通り壁掛け専用のKEDビジョンです。屋内において4000cd/㎡に対応しています。液晶ディスプレイにはベゼルがあり、LCDを導入したディスプレイには必ず線が入ってしまうものでした。
しかしこちらは画面に線が入らないため、くっきりと美しい画面を演出できます。複数のディスプレイを使って、大画面を映し出すことも可能です。
自社の製造メーカーが生み出した部品を使用しているため、安全品質なことでも人気です。フリップチップにも対応しており、電流抵抗値が非常に小さく、高輝度のLEDに仕上がっています。
JEO-LPL:業界最小クラスピッチ 屋外LEDビジョン
JEO-LPLは、業界の中でも最小クラスの製品です。屋外にも対応しているため、さまざまな場所に設置できるのが強みとなっています。画像ピッチ種類(mm)は2.6/2.97/3.91/4.81/5.95/10.41です。
一般的なLEDパネルとは異なり、正面から電源ボックスを丸ごと外すことができるため、お手入れが簡単です。小ピッチでも美しい映像を流せるため、直射日光が当たりやすい屋外でも問題なく使えます。
実際に屋外ガラス内広告や屋外看板に使用された実績もある製品です。
JEO-MO:屋外常設用 LEDビジョン
JEO-MOは、屋外常設用に設計されています。画像ピッチ種類(mm)は、5.33/6.67/8.0/10.0です。モジュールサイズは320mm×320mmで、モジュールの組み合わせ次第で幅広いサイズを選択できます。
また、従来の屋外製品と比較すると、消費電力が軽減されており、電気代の負担が少なくなるのが魅力です。維持費をできる限り削減したい場合は、こちらの製品を視野に入れるとよいでしょう。
メンテナンスもモジュール交換をはじめ、簡単に行えるように設計されています。製品そのものは日本基準で設計されており、完全防水機能もあるため、安全品質です。
商品の選択はPSEマークがカギ
PSEマークとは、電気製品の製造・輸入などを行っている企業が表示する義務があるマークのことです。これは法律を守って製造・輸入された製品にしか表示できない仕組みとなっています。当然ながら弊社で扱っているLEDディスプレイも、PSEマークが表示されています。
中にはPSEマークの表示がない製品が、さまざまな場所で販売されているので注意しましょう。このような製品は安全性の基準を満たしていない可能性があるため、大変危険です。商品を選ぶ場合は、PSEマークがあるものを選ぶのがカギになります。
まとめ
大型LEDビジョンの取り付けは、現場の環境に合わせて選ぶ必要があります。また、価格相場は大型LEDビジョンを購入・レンタルするとで異なるため、目的に応じた方法を選択してください。
上述したように、弊社でもさまざまな大型LEDビジョンを取り扱っています。いずれも高性能であると自信をもっている製品なので、興味関心がある方はお問い合わせください。コンテンツ管理についても、一貫して対応いたします。